低温、硬いタイヤ、全面再舗装の路面。それらの条件が重なって、第14戦トルコGPの初日フリー走行は信じられないほどグリップの低いコンディションで行われた。それでもホンダ製パワーユニット(PU)を搭載する4台は、トップタイムのマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)を始め、上位7番手までに入る速さを披露。「成果のあるいい1日でした」と、田辺豊治テクニカルディレクターは初日を総括した。
2日目以降も難しい状況が続きそうだが、「チームと協力して、臨機応変にやっていく」と語る田辺テクニカルディレクターは、好結果への手応えを感じているようだった。