第14戦トルコGPの勝敗を分けたのは、ピットストップ作戦だった。多くのドライバーがフルウエットタイヤからインターミディエイトタイヤに交換した後、もう一度ピットインして、もう1セットのインターミディエイトタイヤに履き替えてチェッカーフラッグを目指したのに対して、ルイス・ハミルトン(メルセデス)は8周目にピットインしてインターミディエイトタイヤに交換すると、その後チェッカーフラッグまでの50周をこの1セットだけで乗り切った。しかも、そのインターミディエイトタイヤはレース前に数周使用した中古だった。
なぜハミルトンは中古のインターミディエイトで50周を走り切ることができたのか?