40周目あたりから、再び雨雲が近寄ってくる。

マクラーレン:残り9周あたりで、また雨が来るかもしれない

ハミルトン:暗くなっているけど、雨の可能性がある?
メルセデス:そうだね、その可能性はある

 しかし、雨は45周目に入っても降る気配はない。

レッドブル・ホンダ:路面コンディションはどう?
フェルスタッペン:まだスリックじゃないね

ハミルトン:(インターミディエイト)タイヤがブローアップしそうで心配なんだけど……
メルセデス:(46周目にピットインしてタイヤを交換した)バルテリのタイヤをチェックしたけど、まだ大丈夫だ

 このレースでできれば優勝とファステストラップを取って、タイトル争いを引き伸ばしたかったバルテリ・ボッタス(メルセデス)は、入賞圏外に完全に脱落し、逆転チャンピオンの可能性はほぼなくなった。

メルセデス:あと4周だ
ボッタス:もう少し少なくてもいいんだけど

 フロントロウからスタートしたマックス・フェルスタッペン(レッドブル)にとっても、今年のトルコGPはフラストレーションの残る結果となった。スタートで出遅れ、1回目のピットイン後にはスピン。2回目のピットストップではフロントウイングのフラップの角度調整を誤り、空力のバランスが理想的な状況でないなかでのレースを強いられ、再びスピンを喫する。

フェルスタッペン:なぜかわからないけど、アンダーステアになって、コーナー出口でトラクションがかからない

 タイトル争いがかかった重要な一戦で14位に終わったボッタス。そして、メルセデスが予選で沈んだ絶好のチャンスをモノにできなかったフェルスタッペン。ふたりにとって、第14戦トルコGPは課題を残す結果となった。

マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
2020年F1第14戦トルコGP マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)

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(3)に続く

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