2015年シーズンは3勝を挙げて強さを発揮し、ベッテルとフェラーリの関係は良いスタートを切ったものの、今季は未勝利でレッドブルの後塵を拝す形となっている。アリバベーネは、ベッテルが感情を爆発させた原因はスランプによる苛立ちではなく、フェラーリで成功したいという強い気持ちの表れであると話す。

「彼は自分の仕事に、すべてを注ぎ込んでいる。数ヶ月前、ときには行き過ぎの部分があると話したが、それは批判ではない。彼が全力で仕事をするので、例えばメキシコのようなときには『落ち着いて、冷静に前を見てプッシュするんだ』と言ってやらねばならない。悪いことなどひとつもない」

 バーニー・エクレストンは以前、ベッテルはフェラーリのサポートが必要だといった趣旨のコメントをしたことがあったが、これについてもアリバベーネは一蹴している。

「我々は皆、バーニーのことを知っている。翌日には反対のことを言っていたよ。もし私が間違っていなければ、彼は私にこそ助けが必要だと言ったのだ。私はフェラーリのレース部門の一員であり、数百人のスタッフに囲まれている。我々はチームなのだ。その必要はない我々にはマッティア・ビノット率いる新たな技術グループがある。彼らは熱心で、とてもよく働いていくれている」

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