■ザウバーF1チーム
フェリペ・ナッセ 決勝=9位
今、僕がどれだけうれしいと思っているか、言葉に表せないよ。今日の天気予報を見た時から、チャンスはあると思っていた。実際チャンスが訪れ、それをつかむ準備もできていた。
今日の僕らはとてもいい仕事をした。チームは路面コンディションについて貴重な情報を絶えず知らせてくれ、僕は彼らにフィードバックをした。
厳しいレースで、路面コンディションがところどころですごく難しかった。でも走りきった時、チェッカーフラッグを受けた僕にグランドスタンドのファンが声援を送ってくれるのを見て、最高の気分になった。
この貴重な2ポイントを母国で獲得できるなんて、これ以上うれしいことはない。故郷のブラジルで過ごす日曜日としてこれ以上のものは望みようがないよ。
僕らにとっては勝利のようなものだ。マシンは乗りづらく、(純粋な)パフォーマンスを考えると入賞するのは不可能だったろう。でもこういうコンディションになったことでチャンスが訪れた。厳しい一年を送ってきただけに、この2ポイントの持つ意味は大きい。
(10位のフェルナンド・)アロンソがすごい勢いで近づいてきていた。あと2周長かったら彼に抜かれていただろう。
■マクラーレン・ホンダ・フォーミュラ1チーム
フェルナンド・アロンソ 決勝=10位
今日はもっといい結果を狙っていた。10番グリッドからスタートして10位フィニッシュという結果だった。でも僕らより上位でリタイアがあったことを考えると、僕らは訪れたチャンスのいくつかをうまく生かせなかったということだ。
本当に難しいコンディションだった。マシンをコース上にとどめておくのが精いっぱいな時もあった。視界がとても悪かったし、サーキットの水はけがあまりよくなかった。
アクアプレーニングが起きて、プッシュするのが難しく、前とのギャップをなかなか縮められなかったが、最後に1ポイントつかんだ。アブダビではいい結果を出してシーズンをいい形で締めくくりたい。