ザウバーは今年序盤は財政難に陥っており、そのためにマシン開発をほとんど進めることができなかった。7月下旬にロングボウ・ファイナンスからの買収が決まったものの、その後も大きな進歩は見られず、ブラジルGP前にはザウバーがトップ10内に入るのは極めて難しいように思われた。
「素晴らしい気分です」とカルテンボーンは語った。
「新しいオーナーが来てから、物事が改善しているのを感じます。優秀なスタッフを集め、パフォーマンスが徐々に改善してきています」
「私たちは奇跡は起こせませんでしたが、これは奇跡のようなものです。今この瞬間を楽しみたいと思っています」
「弾みがついているのは明らかです。来年はいい状態に戻ることができるでしょう」