2020年限りでレッドブルのレースシートを失ったアレクサンダー・アルボン。2021年はチームのテスト兼リザーブドライバーを務めると同時に、DTMドイツ・ツーリングカー選手権にアルファタウリカラーのフェラーリ488 GT3で参戦する。マシンが大きく変わる来季に向けて、技術フィードバックに優れる彼の開発能力への期待は大きいはずだ。
今回アルボンは、各国ジャーナリストとのリモート囲み取材に応じてくれた。「(シート喪失に)一時はひどくガッカリした」と語るアルボンだが、同時に「必ず戻ってくる」と繰り返してもいた。あの人懐こい笑顔も、健在だった。