24周目リカルドはライバルに先んじてピットインし、再びソフトタイヤに換える。そして翌25周目にピットインしたライコネンをアンダーカットすることに成功した。しかし2台ともにフェルスタッペンの後塵を拝することになった。27周目にはフェルスタッペン、28周目にはリカルドがファステストラップを記録してライコネンを引き離していく。

 首位ハミルトンは28周目、2位ロズベルグは29周目にピットイン。ベッテルだけが第2スティントを引っ張り、最後にスーパーソフトを履いてそのグリップを生かす戦略に出る。

 4位・5位のレッドブル勢はロズベルグから4秒ほど遅れており、ハミルトンはペースを46秒台に抑えて後続を引き離さず、レッドブル勢がロズベルグに追い付くのを待つ。しかしエンジニアからは「どうしてそんなにゆっくり走っているんだ? 前のベッテルが脅威になっている」と1分45秒3での走行を要求される。

 37周目、暫定的に首位を走っていたベッテルがピットに飛び込み、スーパーソフトに交換する。これで順位は首位ハミルトン、1.5秒差で2位ロズベルグ、その3.5秒後方に3位フェルスタッペンと4位リカルド、8秒離れて5位ライコネン、ベッテルはその4秒後方の6位でコースに復帰。ベッテルは周囲より1秒以上速い1分44秒台のタイムで猛追を開始する。

 後方ではベッテルと同じく第2スティントを引っ張っていたアロンソが、すでに2回目のピットストップを終えたフォース・インディア勢に次々とパスされて9位まで後退。その後ろには同じく2ストップ済みのマッサが10秒差で控え、1.5〜2秒速いペースで追いかけてくる。37周目にアロンソもピットインし、10位のままコースに復帰してスーパーソフトで16秒前のマッサを追いかける。

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