●角田裕毅、つかの間のコースレコード

 ハードタイヤでスタートしソフトタイヤに交換した直後の66周目、角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)はモンテカルロのコースレコードを更新する1分14秒037を記録。69周目にハミルトンが新記録を樹立するまでの僅かな間ではあったが、新人の日本人ドライバーが世界最速を記録した瞬間は非常に誇らしいものだった。

2021年F1第5戦モナコGPファステストラップタイム比較
2021年F1第5戦モナコGPファステストラップタイム比較

 ちなみにレース後、ステアリングホイールをモノコック上に置いてマシンから降りようと立ち上がった際に、それが落下しかけてしまう。幸い通りかかったスタッフがキャッチして事なきを得たが、コックピットを降りるとまるで別人のようだ。

●追い抜きなきモンテカルロ

 オープニングラップとピットインによるオーバー&アンダーカット以外に追い抜きが皆無だった今年のモナコGP。まるで大半をセーフティカーランで済ませたような状況だ。


2021年F1第5戦モナコGP決勝レース順位変動表
2021年F1第5戦モナコGP決勝レース順位変動表

●ランニングフィン

 チーム代表のウォルフも「見たことがない」と評したホイールのトラブルでレースを棒に振ったメルセデスのバルテリ・ボッタス。それでも今季初優勝、さらにはチームとの契約延長に向けてトレーニングにひた走る。

 なおタイヤの取り外しはモナコで出来ず、ファクトリーで行う重労働となってしまった。

●角田、無線での発言を中心にインタビューされる

「コックピットの中では感情的になる理由を教えてくれるかい? 無線から聞こえてくる君はとても感情的だ」と質問される程度には、ドライビング中の角田が別人格になることが注目されている。

 角田自身は「とてもヒートアップしています。自分自身を100%コントロールすることが、自分のメイントピックになっています。自分でも分かっていないのですが、無線のボタンを押すと叫んでしまうのです。無線でのコミュニケーションはF1にとって特に重要で、叫んでもしょうがないので落ち着かないといけません。無線での出来事は、今の僕のメイントピックです」とのこと。

 序盤は納豆について力説し、エネルギーの源となっている日本食愛を語っている角田。その後は今回のモナコGPを始めデビュー5戦を終えて感じたF1への印象、バーレーンでのプレシーズンテストなどについて打ち明けている。

 全編はこちら。

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