Q3ではハミルトンが開始直後にコースインしクリーンラップを狙う。これにアルファタウリ勢が続き、角田は新品が1セットしか残っていないためここでは中古ソフトで走る。ペレス、アロンソも同様に中古ソフトを履き、それ以外は新品ソフトでのアタック。
フェルスタッペンが1分3秒841を記録してトップに立ち、ハミルトンは1分4秒205の2番手。すぐさま2セット目を投入して1分4秒067まで短縮し、さらに残り2分で3セット目を投入した。角田はターン4で後方のボッタスが迫るなかでレーシングライン上に残っており、咄嗟にアウト側に避けたものの他車妨害の審議対象となってしまった。
残り2分でストロール以外の全車がコースインし、先に新品を投入したルクレールだけが中古タイヤでそれ以外の8台が新品ソフトで最終アタックに臨む。
ハミルトンはここでタイムを伸ばせず、ターン9でトラックリミットを超えてアタック断念。タイムを縮めたボッタスが0.194秒差の2番手に飛び込んだが、フェルスタッペンは1回目のアタックラップでポールポジションを確定させた。
4番手ノリス、5番手ペレス、6番手ガスリー、7番手ルクレール、角田はガスリーの0.278秒差の8番手、9番手アロンソ、10番手ストロールという予選結果となった。



