■レッドブル・レーシング・ホンダ
マックス・フェルスタッペン 予選=ポールポジション
ポールポジションを獲ることができて最高の気分だ。ここはホームグランプリのひとつだからなおさらうれしいよ。僕がフィニッシュラインを通過するたびに、観客の皆は熱狂的な声援を送ってくれた。グランドスタンドで楽しんでいる人たちの姿を見ることができたのは素晴らしいことだ。
FP1の時点から走るのを楽しんでいたが、予選で搭載燃料量を減らして走った時の感覚は信じられないようなものだった。セクター2、バンクのついたコーナー、最終コーナーでは全開でいける。とても興奮したし、走っていてものすごく楽しかった。昔ながらのサーキットで、鈴鹿のように流れがよく高速のレイアウトだ。F1カーのグリップを実感できるし、チャレンジングなんだ。こういうサーキットを走るのは本当に楽しい。
今日はチーム全体がとてもいい仕事をした。昨日と比べてマシンがまた一歩前進したと思う。予選は赤旗が出て難しい展開になった。ここはミスが許されないコースで、だからこそエキサイティングなんだ。いいラップを走れたと思う。
でも(最後のアタックラップで)ロスをした場面が2回あった。まず、バンピーなターン3からの立ち上がりでダブルシフトでロスをした。もうひとつは最終コーナーでDRSが開かなかった。これについては調べる必要がある。でも幸いそのラップタイムでポールを獲ることができてよかったよ。
このコースはオーバーテイクがとても難しいから、グリッド先頭からスタートすることが重要だ。スタートをうまくやることがカギになる。それができたら、あとはタイヤを労わりながら走る。新しいコースでは混乱が起きる可能性があるから、それに警戒する必要もあるね。
メルセデスは強力だと思う。今日はとても僅差だった。明日は思っているほとスムーズにはいかないだろう。
(予選直後、「最後のラップでDRSに問題があった」というクリスチャン・ホーナー代表の発言について聞かれ)そうなの? それは知らないな。その前から(他の)問題が始まっていたから。でもDRSが閉じていたのは気付かなかった。それはよくなかったね。
