Q3はかなり水量が減ったもののまだダンプコンディションのままで15時48分に開始。各車ともインターミディエイトでコースインするが、メルセデスAMG勢とペレス、ダニエル・リカルド(マクラーレン)、ストロールは新品、それ以外は中古で1回目のアタックに臨む。
依然としてメルセデスAMG勢が速さを見せハミルトンが1分44秒050でトップに立ち、2番手のノリスは0.656秒差。
ジョージ・ラッセル(ウイリアムズ)はインターミディエイトでコースインしたものの残り6分でピットインしてソフトタイヤを投入。これを見て残り5分でマクラーレン勢、カルロス・サインツ(フェラーリ)もソフトタイヤに交換する。
残り4分でソフトタイヤに交換すべくピットインしたハミルトンはピットエントリーで挙動を乱してウォールにヒット。これでフロントウイングを壊してしまい、チームはハミルトンのマシンをどかしてボッタスのタイヤを先に交換して送り出し、ハミルトンはノーズを交換して残り1分半でコースへと向かうがタイヤに熱を入れることができない。
全車がソフトに交換してアタックを行うがなかなか熱が入らず、3周目にようやくサインツが1分42秒510でトップに立つ。さらにノリスが1分41秒993でトップタイムを塗り替え自身初のポールポジション獲得を決めた。ラッセルは0.990秒差の3番手に入り、タイヤに熱が入りきらずタイムを更新できなかったハミルトンはターン16出口のスピンもあってインターミディエイトで記録したタイムで4番手、5番手リカルド、6番手アロンソ、7番手ボッタス、8番手ストロール、9番手ペレス、10番手エステバン・オコン(アルピーヌ)という予選結果になった。