■スクーデリア・フェラーリ・ミッション・ウィノウ
カルロス・サインツ 決勝=6位
ペースの点では僕にとって今シーズン一番のレースのひとつだった。週末全体を通してとても速かったし、レースではミディアムタイヤでもハードタイヤでも速さがあった。
路面が汚れた方のグリッドからのスタートは、予想していたようにとても難しいものだった。その上、ついてないことに目の前でアクシデントが起きたんだ。(バルテリ・)ボッタスと、フロントウイングを破損した(ダニエル・)リカルドを避けるために急ブレーキをかけなければならず、いくつか順位を落としてしまった。
リスタートで(アントニオ・)ジョビナッツィからすぐに順位を取り戻すことができ、その後、ずっと安定したペースで走れた。チームはタイヤ交換の際にどちらのマシンに関しても素晴らしいピットストップをしてくれた。レース終盤には僕の方がシャルルよりもペースが良かったので、不要なリスクを取らず、ポジションを入れ替えるという判断をしたのは正しかったと思う。もしも僕たちが(チームメイト同士で)戦っていたら、ガスリーを捕らえる可能性はより難しいものになっていただろう。(結局はガスリーを捕らえられなかったため)レースの終わりに僕たちはまたポジションを入れ替えた。それがチームの戦略の一環だった。
今日僕たちは直近のライバルたちよりも多くのポイントを持ち帰ることができたし、彼ら(マクラーレン)の上に立つことができた。そのことは、僕自身が週末を通して強力なペースを発揮していたこととあわせて、メキシコGPで得た重要な肯定的側面といえるだろう。さあ、次のブラジルに向かおう!
