■レッドブル・レーシング・ホンダ
マックス・フェルスタッペン 決勝=2位
今日は難しいレースになると分かっていた。やれることはすべてやったけれど、(ペースが)少し足りなかったね。少なくとも楽しいレースができた。もちろん優勝したかったが、現実的に見て、2位も良い結果だと思う。
ルイスとはポジションをめぐって何度もバトルを展開した。ハードなレースだったけれど、いいレースだったと思う。こうあるべきだよね。
もう少しパフォーマンスがあればよかったが、今日の結果は僕たちに可能な最大限だ。トップスピードの関係で、防御するのが簡単ではなかった。彼ら(メルセデス)がフレッシュエンジンを入れてきたときには、パワーが向上するということがはっきり分かる。でも今後のレースではパワーが落ちてくると思うけどね。
残り3戦はまた全く違うものになるはずなので、どういう展開になるか見ていこう。
(物議を醸している48周目の防御について聞かれ)ルイスが後ろに来た時、ペースがとてもいいのが分かった。同じペースを発揮するのは難しかった。でも何とかカバーしようとして、僕たちは正しい判断をした。それ以上は言うことはない。僕たちは少し遅すぎたんだ。
コーナーに入るところでふたりとも前にいようとしていた。僕はポジションを守るために少しブレーキングを遅らせた。グリップが限界ぎりぎりだった。すでにエイペックスにいたので、あそこでワイドなラインをとる方が安全だと思った。スチュワードが、僕らを戦わせ続けるという決断をしてくれたことを、ある意味うれしく思っている。今日のレースは全体的にとてもいいものだったと思う。
