■スクーデリア・フェラーリ
カルロス・サインツ 決勝=3位
スタートがとてもうまく決まったが、右側にスペースがなく、イン側のラインを取ったマックスの方がトラクションがよかった。
まだセーフティカー出動中に、(ピットストップ後に)ピットレーンから出た際に、チェコ(セルジオ・ペレス)の前に出た。(抜いていった)ペレスからポジションを返してもらえると思っていた。でも3番手のポジションが戻されるのがリスタート後だったために、僕は2番手を狙うチャンスがなくなったんだ。それ以外は、特に波乱のないレースだった。
3位というのは良い結果だ。全体的に見て、とてもポジティブな週末だったと思う。1週間前のバーレーンよりも間違いなく良かったよ。
このマシンについて正しい方向に進んでいると感じる。もっと上位で戦えるようになるのも時間の問題だろう。
どこのエリアの何を改善すべきか、どの方向に進むべきかについて、前より明確に見えてきた。次のオーストラリアが楽しみだ。過去2年、レースができなかったからね。
■スクーデリア・フェラーリ
シャルル・ルクレール 決勝=2位
レースの終盤になって勝利を逃したのでがっかりしているけれど、また優勝争いができたことはよかったと思う。
マックスとの間にそれなりのマージンがあるときには、レースをうまくコントロールしていた。でもバーチャル・セーフティカーの後、彼がDRS圏内に入るようになると、難しくなった。
彼はストレートで速く、僕はコーナーで速かった。こういうタイトな戦いでは、できる限り自分の強みをうまく活用する必要がある。僕は2回ポジションを取り戻したが、3回目にはそれができなかった。
終盤のイエローフラッグがなければもう一度チャンスがあったかもしれない。でもそれもゲームの一部だ。いずれにしても本当に楽しいバトルだったよ!
今後のレースでもこれぐらい接戦が続くといいね。見ている人にとっても、走っている方としても、エキサイティングだ。
これからの開発が重要になる。懸命にプッシュしていく必要がある。
