F1第5戦マイアミGPの舞台となるマイアミ・インターナショナル・オートドロームは、トリッキーな最終連続コーナーを備えているが、意図的にドライバーに挑むような設計がされており、トラックの設計を担当した企業はここを「ミス誘発箇所」と呼んでいる。
イギリス企業の『エイペックス・サーキット・デザイン』社は、マイアミガーデンズのハードロックスタジアム周辺に展開する全長5.412km、コーナー数19カ所のコース設計を担当した。サーキット設計者たちの設計哲学の中心には、本物のレースを生み出すレイアウトを作る必要性があった。