メルセデスF1チームは、オーストリアGPの予選でルイス・ハミルトンとジョージ・ラッセルが相次いでクラッシュした後、2台のW13の大規模な修理をどのようにして成し遂げたかを明かした。時間的な制限があるだけでなく、スペアパーツが不足していたために、非常に苦労したという。
レッドブルリンクでの金曜予選Q3で、最初にハミルトン、続いてラッセルがコースオフし、クラッシュした。マシンの損傷を調べたチームは、翌日のセッションに2台の修理を間に合わせるのは相当大変だということを知ったという。時間だけでなくスペアパーツにも制限があり、メルセデスは創造的な思考といくつかの妥協のもとにマシンの修復に取り組んだと、テクニカルディレクターのマイク・エリオットは説明している。