フェラーリF1の新チーム代表であるフレデリック・バスールは、チームにはF1タイトルを勝ち取るために「必要なあらゆるものがそろっている」と述べているが、タイトル獲得のためには「すべてをまとめ上げなければならない」という。
2022年までアルファロメオF1のチーム代表だったバスールは、マッティア・ビノットが11月に辞任したことを受け、彼の後任としてフェラーリF1のチーム代表となった。バスールは上位チームの指揮にあたることになるが、昨シーズンのフェラーリは、レッドブル・レーシングを相手に序盤の勢いを維持できず、不手際や戦略ミス、また、エンジンの信頼性の問題でつまづいていた。