■セルジオ・ペレス(オラクル・レッドブル・レーシング)
決勝=2位(57周/57周)
スタートは理想的ではなかった。シャルルが少しアグレッシブすぎる動きをして、僕を右側にプッシュした。僕の方は彼との接触を避けるために必死だった。その影響でファーストスティントが理想的な展開にならなかったんだ。シャルルは新品タイヤだったため、とても強くて、彼を早い段階で抜くことが難しかった。それによって僕はマックスに負けたのだと思う。彼より10秒から12秒遅れを取ってしまい、追いつくことが不可能になった。結局、シャルルの前に出ることを目指すことしかできなかった。彼を追い抜いて、チームのために2位を獲得し、被害を最小限にとどめることが重要だった。
僕たちのマシンをさらに良くするために改善できる点はまだたくさんあるし、外からは見えないところで、たくさんの作業が進められている。ここの路面で僕たちはとても強かったけれど、バーレーンはかなり特殊なサーキットだから、他のサーキットではもっと接戦になるだろう。
■マックス・フェルスタッペン(オラクル・レッドブル・レーシング)
決勝=1位(57周/57周)
1-2フィニッシュを達成し、望んでいたとおりのシーズンスタートを切ることができた。チームとしてこのような成果を上げることができて心から誇りに思う。
序盤から、マシンのペースが良いことが分かった。スタート直後から後方にギャップを築き、それを最後まで維持することができた。とてもスムーズな一日だったよ。
バーレーンでついに勝つことができたのもうれしい。僕にとってのここでの歴史は、今までは最高のものではなかった。
次のジェッダは、ロングストレートと高速コーナーがたくさんある、こことは全く違うコースであり、全く違うコンディションだ。そのため、全チームの立ち位置として完全に異なる状況を見ることになるだろう。でも少なくとも今週末は素晴らしいシーズンスタートを切ることができてよかったよ。
(レース後の会見で語り)これはまさに夢見ていたとおりのことだ。達成したかったことを実現できて、チームにとって最高の一日になった。素晴らしい形でシーズンをスタートすることができた。僕たちが慣れている展開ではないね。今はとても満足しているけれど、これからも努力し続けるよ。
ファーストスティントが一番重要だったと思う。そこで後方とのギャップを広げることができたんだ。ギャップを築き上げた後は、スティントのプランを確実に実行すればよかった。
マシンはすべてのタイヤコンパウンドでうまく機能した。単独で走っていたかもしれないが、注意すべきことや微調整すべきことはたくさんあった。
最初から勝つ力があるマシンをついに手に入れることができてとてもうれしい。マシンが重量過多でないことも助けになっている。今は全く問題ない。最高のスタートを切ることができたが、シーズンを通して開発を続けていく必要がある。
