ふたつめの選択肢は、空力プラットフォームに影響を及ぼすために設計されたパッシブシステムを禁止するために、サスペンション関連のレギュレーションを厳格化することである。

 これはフェラーリの提案が元になっており、アクティブサスペンションを禁止する、元々の決定をより厳密に解釈するというもので、これにより空力の影響について定めたテクニカルレギュレーション第3条14の修正が必要になると思われる。

 3番目の選択肢は、サスペンションシステムに関して、空力の影響を定めるテクニカルレギュレーションの適用を除外することである。

 それにより、空力プラットフォームを制御するためにデザインされたパッシブシステムを使用できるようになるが、FRIC(Front to Rear InterConnected=前後の相互連結)サスペンションのようなシステムを禁止することができなくなるだろう。

 この案は特定のシステムの合法性についての疑問を除外することができるが、高いコストがかけられるようになる懸念がある。

 4番目の選択肢は、既存のレギュレーションを保持するというものだ。ただしFIAはコンプライアンスを徹底するためにさらに厳しいチェックを行い、各チームはそれぞれのサスペンションデザインについて説明した文書の提出を求められることになるものと思われる。

 これら4つの選択肢が現在行われている議論のベースとなり、今年のレギュレーションの解釈と、2018年の大幅な変更の可能性を方向付けていくことになりそうだ。

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