しかし再び雨が降り始めた残り35分過ぎ、FP1で2番手と好スタートをみせたレッドブルのダニール・クビアトがハミルトンとフェラーリ2台を上回るタイムをマーク。それに続いたチームメイトのダニエル・リカルドもロズベルグからコンマ3秒差の3番手タイムを記録するなどレッドブル勢がメルセデス2台の間に割って入るかたちとなった。

 その後、残り30分は各チームともロングランに移行したため、ロズベルグ、クビアト、リカルドがFP2のトップ3となり、6番手のキミ・ライコネンまでがトップから1秒以内という結果に。以下7番手のボッタスに続き、マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソがトップから1.4秒差の8番手、チームメイトのジェンソン・バトンもアロンソとコンマ1秒差の9番手につけた。

 なお、終盤のロングランではロータスのロマン・グロージャンがギヤボックストラブルでコース脇にストップしたため再度赤旗が提示。セッションは残り23分で再開されたものの、残り10分過ぎからは若干雨足が強まったために各車のロングランは10周にも届かず。
 それでもメルセデス2台は他の上位勢が1分25秒台後半で走行するなか、1分24秒台を織り交ぜながら周回。フェラーリのセバスチャン・ベッテルもメルセデス2台に迫る走りを披露するなど、レッドブルも含めた明日以降の上位勢の走りに期待が高まる結果となった。

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