第4戦アゼルバイジャンGP直前に世界モータースポーツ評議会(WMSC)が開かれ、パワーユニットの年間使用に関する変更が合意に至った。当初、2023年の年間使用基数は内燃機関(ICE)、ターボ(TC)、MGU-H、MGU-Kの主要4コンポーネントが3基で、コントロールエレクトロニクス(CE)とエナジーストア(ES)の電気系2コンポーネントは2基となっていた。このうち、3基までとなっていたICE、TC、MGU-H、MGU-Kの4コンポーネントが3基から4基へと1基増えた。

 変更に至った理由は明らかになっていないが、バーレーンGPではシャルル・ルクレール(フェラーリ)がトラブルに見舞われ、オーストラリアGPではジョージ・ラッセル(メルセデス)のICEがブロウしたことを考えると、今回の決定はフェラーリやメルセデスにとって恵みの雨となったことは間違いない。アゼルバイジャンGPではさっそくメルセデス勢4チーム中7台が主要4コンポーネントを2基目にし、フェラーリ勢もフェラーリとハースが2基目のTCを投入してきた。

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