また、この文書には、サスペンションシステムの主目的はシャシーとドライバーに路面の凹凸が直接伝わらないようにすることでなければならず、チームがテクニカルデレゲートに説明を要求されたとき、その原則に従って納得できるような説明をできない場合には、FIAはそのシステムの取り外し、または無効化を求めることができるとも記されている。

 そして、取り外しまたは無効化を求められたにもかかわらず、チームがそのシステムを使用した場合、その件はスチュワードに報告されるという。

 この最新の説明によれば、レッドブルが使っていると言われるタイプのシステムは、使用できないようにも思えるが、チーム代表のクリスチャン・ホーナーは、チームのシステムがレギュレーションの範囲内だと信じていると述べた。

「FIAは私たちのルールの解釈に納得したようだった」と、ホーナーは言う。

「納得できない人がいるなら、その人には抗議を提出する権利がある。私たちとしては、管轄機関から受けたアドバイスに従って進むしかない。これまでのところ、私たちがもらったフィードバックは、どれも『問題なし』というものだった」

 一方、メルセデスのトト・ウォルフは、先週、彼のチームのサスペンションがシーズン開幕戦のオーストラリアGPで抗議の対象になる可能性があるとは考えておらず、目下の状況について心配はしていないと語っている。

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