■アレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ・レーシング)
決勝=7位(70周/70周)
とても濃い週末だった。まず何よりも、チームにありがとうと言わないとね。マシンがアップグレードされて、僕の印象では確実に進歩したと思うし、サーキットもマシンの特性に合っていた。このアップグレードを完成させるために、ファクトリーで続けてきた仕事は膨大なもので、誰もが本当に一生懸命に働いてきた。今回はPUも新品になって、まさにこの週末にあらゆるものを投入した感じだった。
こうしてポイントを獲得して、コンストラクターズ選手権で9位に上がることができたけど、やはり最下位ではないというのはいいものだね。こんなふうに、チームに心からありがとうと言えて、みんながやってきたあらゆることの報酬を受け取れるのは素晴らしいことだ。
(レース後のインタビューで語り)最高の結果だ。期待以上だよ。でも、とてもストレスが大きいレースだった。そういうレースは楽しくないけれど、チームはこういう状況に僕を追い込むのが好きなんだよね!
あのタイヤ(ハード)で走り続けて、あと残り40周だと言われた時には「君たち、正気か?」と思った。でも最後までやり遂げることができた。
後続のマシンはとても速かったので、抑えきることができるとは思わなかった。でもジョージ(・ラッセル/メルセデス)はブレーキに問題が起きたみたいで、エステバンには僕たちを追い抜くだけのストレートラインスピードがなかった。
そういったことが僕たちに有利に働いた。僕たちのマシンは滑りやすいんだが、路面温度が低かったことが、タイヤを長く持たせることの助けになり、彼らに抜かれないようにすることができたのだと思う。最高にうれしい。
僕たちはチャンピオンシップでアルファタウリと戦っている。彼らは危険なほどに安定しているが、僕たちにとっては幸運なことに、そして彼らにとっては不運なことに、11番手のあたりにとどまっている。今回僕たちはポイントを獲得し、ランキング9位に上がることができた。この調子で続けていこう。アップグレードはよく機能しているしね。
