●「遅すぎる!」

 スプリントが開催される週末とあって金曜日に公式予選を行ったオーストリアGP。FP1のウエイトが大きくなるため各チーム緻密なプランでマシンを走らせたいところだが、アルファタウリと角田の間ではピットインするかステイアウトするかでコミュニケーションがチグハグに。指示に従って再加速を始めた角田だったが「(指示が)遅すぎる!」と一喝されてしまった。それだけ懸けているレースなのだ。

●代表同士も意外と

 近年、ドライバー同士の仲のよさがフォーカスされるが、実はチーム代表同士も良好な関係を保とうしているようだ。ハースのギュンター・シュタイナー代表とレッドブルのクリスチャン・ホーナー代表が記者会見で戯れあう姿が何とも微笑ましい。

 Q1前の前哨戦はシュタイナー代表の勝利に終わったようだ。

●悪夢連発、トラックリミット違反

 高速サーキットゆえタイム差が出にくいレッドブルリンク。最終コーナーではできる限りスピードを乗せるべく縁石を目一杯攻めるのがドライバーたちだ。しかしトラックリミット違反と隣り合わせで、この予選でも多くのドライバーがタイム抹消に。Q2ノックアウトの5台はすべてタイム抹消が影響しており、レッドブルのセルジオ・ペレスも15番手という結果に終わった。

●0.048秒の攻防

 頂上決戦は予想どおり僅差の争いに。現代のセナプロを思わせるふたりがデッドヒートを繰り広げ、最終的にフェルスタッペンが今季6度目のポールポジションを獲得。ただスリップストリームが効きやすいサーキットとあって決勝レースでは順位が激しく入れ替わることも予想できるため、フィニッシュまで安泰ではない。

●スプリント、雨の朝

 激闘の予選から一夜が明け、シュピールベルクは雨模様。日中も雨の予報が出ており順位の予想はまったく付かず。言い換えれば普段下位に沈んだドライバーにとっても上昇のチャンスだ。

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