マックス・フェルスタッペンがポール・トゥ・ウインを飾って、チームとして開幕10連勝を果たしたレッドブル。結果だけを見れば、向かうところ敵なしのように見えるが、F1第11戦イギリスGPでは、じつはスタート前の時点でふたつのトラブルがレッドブルを襲っていた。
ひとつは、フェルスタッペンの怪我だ。スターティンググリッドへ着こうとレコノサンスラップを終えてホームストレートに帰ってきたフェルスタッペンの右手にはテーピングが巻かれていた。よく見ると、テーピングは手の甲と中指の付け根に巻かれており、フェルスタッペンが中指の付け根付近を捻挫、もしくは外傷を負った可能性が高い。