2015年を確かな成績で終えたフォース・インディアも、問題なくハースの前を走ると考えられていた。しかし同チームはこれまでのところ苦戦を強いられており、特にバーレーンでは事故の影響もあり、ニコ・ヒュルケンベルグとセルジオ・ペレスのふたりがともに周回遅れでの15位、16位でレースを終えた。

 フォース・インディアのチーム副代表であるボブ・ファーンリーは、「彼らは素晴らしい仕事をしている。あら探しをすることはできないし、彼らのマシンに競争力があることも間違いない。我々は彼らと戦う必要がある」と、ここまでのハースを評している。

 ハースのマシンがフェラーリ製パワーユニットを搭載しており、多くのパーツがフェラーリから提供されていることについて、ファーンリーは以下のように述べた。
「9月か10月からフェラーリの助けを借りているのだから、良いに決まっている! しかしプログラムは真面目なものであり、見くびるべきではない。彼らは資金も管理も十分でドライバーも素晴らしく、シーズンを始めるにあたっての良い技術パッケージも手にしている」

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