その後、この問題について解決が見られなかったことから、レッドブルがFIAに対し、何が許されて何が許されないのかを明確化するよう書簡を送っていた。そして、FIAの技術部門からの返信には、どのようなかたちであれ、エンジンオイルを燃料として燃焼させることはレギュレーション違反と見なされると明言されていた。

 ただしFIAは、エンジンが使われる時に、ある程度のオイルが「消費」されるのは避けられないことも認めている。

 2014年にターボ・ハイブリッドの規定が導入されて以来、燃料流量と総量の両方の制限のなかで、いかにしてより大きなパワーを引き出すが、大きな関心事になってきた。

 2015年には、一部のチームが燃料流量計の下流に、あとで必要な時に使えるように燃料をためておいたのではないかという疑惑が浮上している。また、燃焼させることで出力が向上するような添加剤を、マニュファクチャラーがオイルに加えていないかについて、FIAが調査を行ったこともある。

 同年のカナダGPでは、FIAが一部のクルマを対象に、燃料に関する不正が行われていないか、細部にまで踏み込んだ検査を実施した。

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