2022年にメルセデスF1が新世代マシンに導入した急進的なゼロサイドポッドの空力コンセプトについて、レッドブルのチーフテクニカルオフィサー、エイドリアン・ニューウェイは、“直感”により、このデザインについて深く研究しないという判断を下したと語った。
グラウンドエフェクトマシンが導入された昨年、3月にバーレーンで行われたプレシーズンテストにメルセデスが持ち込んだW13には、極端にサイドポッドが小さいデザインが採用されており、人々を驚かせた。デザインの背景にある考えは、空気を後方へと効率的に流し、ドラッグを最小限に抑え、ベンチュリ・アンダーフロアの機能を最適化するというものだったが、実際にはメルセデスはパフォーマンス不足に苦しみ続けた。