「今日も風が変わって5日間の間におそらくインディで考えられる全方向の風向きの中で走ることが出来たので良かったと思います。予選に向けて心配は少なくなりましたね」

 何事も究極まで求める琢磨らしいが、まずは予選でそのパフォーマンスに期待がかかる。

■予選に向けてさらなる伸びしろも

「ファスト9に入れれば嬉しいですが、目指すは決勝のリザルトなので、それほど意識はしていませんが、良い結果に越したことはないです。アテンプト(予選アタック)はやるとして、1回か2回。3回も4回もやるのは、よほどマシンが決まっていない時ですから。出来れば1回で終わりにしたいですね」

トップのブルデーと共に会見に出席する佐藤琢磨
トップのブルデーと共に会見に出席する佐藤琢磨

 プラクティスでファスト9を現実的に考えられるのも、過去にはなかったこと。それだけ良い状態だと考えれば良いだろう。

「今日ももっとダウンフォースを削って、もう1回トライする予定でした」と、まだ伸びしろがあることをほのめかしている。

「でも、もうやだ(笑)。ほんとに怖いから(笑)。何度もやりたくないです、ダウンフォースを減らしたクルマで走るのは。もちろんエイ!って走ってタイムが出れば満足度は高いけども、もう、ホントに怖いんだから(笑)」

 230マイルオーバーでターン1に入って行く気持ちはおよそ想像出来ないが、笑いながら怖がる琢磨の表情に、マシンへの満足度がうかがえた。琢磨の予選に期待しよう。

インディ500最高グリッドは10番手の琢磨。予選で初のファスト9入りなるか?
インディ500最高グリッドは10番手の琢磨。予選で初のファスト9入りなるか?

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