
松下はスパ・フランコルシャンの週末でまさかのノーポイント。
レース1で優勝したシャルル・ルクレールと2位オリバー・ローランドがレース後車検でスキッドプレートの摩耗違反が見つかり失格とされ、3位のアルテム・マルケロフが繰り上がり優勝。マルケロフはレース2はエンジントラブルでリタイアしたが、これで松下のスーパーライセンス取得条件であるランキング3位のマルケロフとの点差は59にまで開いてしまった。
ランキング3位を狙うことが現実的でなくなったことは松下自身も認める。しかし計算上チャンスが完全に絶たれたわけではない。松下は最後まで諦めず全力で戦うと断言した。

「もうこれで厳しくなってしまったしランキング3位がどうとかいう状況ではないと思うし、今は落ち込んでいますけど、残りのレースで最後までやれる限り全力でやるしかないと思っています。まだ終わったわけじゃないし可能性がゼロっていうわけじゃないんで、最後まで諦めないし、気持ちを入れ替えてモンツァで頑張ります」
次戦では松下のマシンも新品のエンジンに換装される。その威力を持って超高速戦モンツァで良い走りを見せてもらいたい。
