現在30歳のピケJr.は、2009年にF1から去って以来、フォーミュラEやGRCを筆頭に数多くのカテゴリーに参戦してきた。今季は2年目のフォーミュラE参戦と同時に、世界スポーツカー耐久選手権(WEC)でもパートタイム的に参戦。レベリオンに加入し、ル・マン24時間でもドライブした。このフランスの耐久イベントと、デイトナ24時間の2大耐久レース制覇も、彼の目標だという。さらに、フォーミュラEでのキャリアが終わった後には、スプリントカップをターゲットにはしないものの、再びNASCARでのフル参戦プログラムでアメリカに戻ることも視野に入れているという。
そのピケJr.は来月8月13日にミド-オハイオで開催されるNASCARのエクスフィニティ・シリーズに初参戦する予定だ。
「あらゆることにチャレンジするには少し年を取っているかもしれないけれど、あと10年はあらゆることに可能性を広げたい。ワールドツーリングカーやラリーカー、NASCARなんかがいいね。僕はNASCARでも勝ちたいと考えているし、本当にNASCARを愛している。当時、シリーズに残れなかった唯一の理由は、スポンサーの問題からだった」
「トラックシリーズに参戦できても、カップには参戦せず、いくつかのネイションワイドへの参戦を考えるだろう。その点は可能性を考慮して現実的にいかないとね」
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