■ブリュッセル、NY、モントリオールなどで初開催。名門ジャガー参入で混戦か!?

 新たな“舞台”として登場する開催都市は、開幕戦の香港のほか、第2戦モロッコ・マラケシュ、第8戦ベルギー・ブリュッセル、第9、10戦アメリカ・ニューヨーク、そして第11、12戦カナダ・モントリオール。中でも注目を集めているニューヨークですが、発表されたサーキットレイアウトによると、マンハッタンと自由の女神像を背景に激しいバトルを展開。まさに画期的なフォーミュラカーレースが見られることになります。

 ニュ-ヨークでの成功が今後の日本、東京開催への道を開く可能性もあるだけに、日本のモータースポーツファンにとっても必見の大会といえるでしょう。

 そして、今シーズンから新たにテチーター(中国)、パナソニック・ジャガーレーシング(イギリス)の2チームの参戦が決定しましたが、注目はレースに復帰するイギリスの名門ジャガー。エレクトロニクスをリードする企業パナソニックをタイトルスポンサーに、「新しい電気のテクノロジーを開発するために、電気自動車の認識を変えること」をテーマにフォーミュラEに乗り込んできました。

 ドライバーにミッチ・エバンス(ニュージーランド)とアダム・キャロル(イギリス)という新人2名を起用。名門チームが電気自動車という新たな分野でどのようなレースを見せるのか? 開幕からその走りが注目されます。

 1stシーズンから2シーズン連続で大接戦となっている総合優勝争いは、今シーズンも混戦必至。特に昨シーズン、新たな因縁を生んだブエミとディ・グラッシは、昨シーズン同様ルノーe.ダムス、ABTシェフラーアウディスポーツで新たな戦いに臨みます。

 昨シーズンは前シーズン2位だったブエミが優勝、そのジンクスが生きるとすればディ・グラッシのリベンジとなるのですが、レース数が増え、新たなコースも設定されているだけにサム・バード(イギリス/DSヴァージンレーシング)、ネルソン・ピケJr.(ブラジル/ネクストEVニオ)らの台頭もあるかもしれません。

 さらにジャガーの二人のほか、ホセ・マリア・ロペス(アルゼンチン/DSヴァージンレーシング)、フェリックス・ローゼンクヴィスト(スウェーデン/マヒンドラレーシング)、マーロ・エングル(ドイツ/ヴェンチュリー)といった新人レーサーが総合優勝争いをかき回す可能性も。

 3年目にして、さらなる進化を続けるフォーミュラE選手権。未知の舞台・香港から新たなドラマの1ページが幕を開けます。ご期待ください!

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