「我々の委員会が、マイケルをこのスポーツの重要な役職に任命したことをとてもうれしく思っている。コミッション・チェアマンの役割は、強力で独立した、堅牢なリーダーである必要があるからね」と続けたハワード。

「彼らは、委員会とそのプロセスを効果的に管理し、必要に応じて妥協点を導き出し、彼らを仲介し、優れたコミュニケーター、キュレーターになる必要があるんだ。マイケルはスーパーカーのチームオーナーや代表職、その他の利害関係者と何年にもわたって密接かつ勤勉に協力関係を築いており、このスポーツを未来に導く上で非常に貴重な経験とリーダーシップを持って、ここオーストラリアに戻ってきたんだ」

 そんなマシの経験をベースに、ハワードCEOは「素晴らしい仕事をした(前職)ニールの正統な後継者に相応しい」と高い期待を寄せる。

「この業界について、これほど幅広い理解と驚くべき情熱を兼ね備えた人物に会ったことはない。マイケルがここオーストラリアでレースの頂点に戻ってきたことを歓迎し、委員長としての役割を果たす彼と緊密に協力することを楽しみにしている」

 そのマシ自身も、この9月9〜11日に開催される次戦オークランドでの最初の任務を前に、新しい役割を引き受けることを「喜んでいる」と意気込みを語った。

「私はこの役割を、ニール(・クロンプトン)と委員会が、新車両規定Gen3のシボレー・カマロとフォード・マスタングの導入により、このスーパーカーをまったく新しい時代に導くためすでに実施してきた、素晴らしい仕事を引き継ぐものだと考えている」と明かした新チェアマンのマシ。

「この役職に任命されたことを非常に誇りに思っている。このスポーツの主要なステークホルダーたちと協力し、チーム、パートナー、スポンサー、そして最も重要なファンにとって、将来がよりエキサイティングなものになることを楽しみにしている」

2018年には、かのチャーリー・ホワイティングとともにFIAからF1での職務を任されると、ホワイティングの急逝を受けてF1のレースダイレクターに昇格。その2019年時点では、地元スーパーカーの役割も兼務していた
長年、地元のGPでサポート戦を務めてきたRSCレプコ・スーパーカー・チャンピオンシップ

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