「天気のせいでとても複雑な週末だった。僕らは車内で多くの苦しみを経験し、マシンも多くの困難を経たが、それでも準備は万全だった。昨日はポールポジション、今日は勝利という昨年の成功を繰り返し、ランク2位と20ポイント以上の差をつけチャンピオンシップの首位に返り咲いた。残り3分の1の終盤戦を迎えるにあたりとても良い状態にあるし、2度目のタイトルを目指すよ」と、今季2勝目、キャリア通算9勝目を獲得し、所属先と2024年までの契約延長を果たしたカサグランデ。

 続くトップ10リバース採用のレース2でも暑さが災いをもたらし、週末を前にしたポイントリーダーでもあったシリーズ3連覇のダニエル・セラ(ユーロファーマRC/シボレー・クルーズ)が、リバースポール発進の好機を前に問題を抱えることに。過度の熱によりエンジンに不具合が生じたシボレーは、突如“セーフモード”に入り棄権せざるを得ない状況に。

 これでレースは2番手発進のバリチェロと、背後の3番手でスタートを切ったアブレウの一騎打ちとなり、決定的となったピットストップで前戦ウイナーが逆転。2位バリチェロの背後には15番手スタートから見事な戦略で這い上がったゾンタが続くポディウムとなった。

「ここの暑さは異常だった。こんなに暑いコースでレースをしたのは初めてだと思うよ」と、2021年以来の復活勝利でもあった記念すべき600戦目に続く2戦連続勝利を飾ったアブレウ。

「さらにヴェロパークは非常にクローズドなコースで、車内の空気循環が少ないから、余計に暑さに悩まされるんだ。でも自分のコンディショニングにはとても満足しているし、たとえ疲れていてももう1本走りたいと思っている(笑)」

「それにレース1を終えて少し多めに給油しておいたことがアドバンテージになった。とてもいいペースでルビーニョをアンダーカットできたし、古いチームメイトで素晴らしい速さを持つゾンタと表彰台を祝えたのも最高だったね」

 これで今季スタンディング上でもカサグランデが首位に浮上し、そこから21点差でバリチェロ、さらに2点差でゾンタが並ぶ展開に。続くSCB第9戦は6年ぶり復活がアナウンスされた隣国アルゼンチンとの相互交流戦『ブエノスアイレス200km』が、同国首都に位置するアウトドローモ・オスカー・ファン・ガルベスにて10月6~8日に開催される。

リバースポールを得ていたシリーズ3連覇のダニエル・セラ(ユーロファーマRC/シボレー・クルーズ)は、熱の問題でエンジンが“セーフモード”に
リバースポールを得ていたシリーズ3連覇のダニエル・セラ(ユーロファーマRC/シボレー・クルーズ)は、熱の問題でエンジンが“セーフモード”に
レース2は2番手発進のバリチェロと、背後の3番手でスタートを切ったアブレウの一騎打ちに
レース2は2番手発進のバリチェロと、背後の3番手でスタートを切ったアブレウの一騎打ちに
「ここの暑さは異常だった。こんなに暑いコースでレースをしたのは初めてだと思うよ」と、記念すべき600戦目に続く2戦連続勝利を飾ったアッティラ・アブレウ(ポール・モータースポーツ/シボレー・クルーズ)
「ここの暑さは異常だった。こんなに暑いコースでレースをしたのは初めてだと思うよ」と、記念すべき600戦目に続く2戦連続勝利を飾ったアッティラ・アブレウ(ポール・モータースポーツ/シボレー・クルーズ)

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