ル・マン/WECニュース

投稿日: 2010.03.25 00:00
更新日: 2018.02.15 18:55

【プジョー・シトロエン・ジャポン】セブリング12時間レース プジョーのワンツー・フィニッシュでルマン本番に向け確かな手ごたえ


    セブリング12時間レース
    プジョーのワンツー・フィニッシュでルマン本番に向け確かな手ごたえ

    (2010年3月20日-プジョー・スポール発)

    6月のルマン24時間レースを視野に入れ、その準備としてフロリダに飛んだチーム・プジョー・トタルは、数々の貴重なデータに加え、レースの結果でも1位、2位という記念すべき成績を残して水曜日に帰国します。これでプジョー908 HDi FAPのワンツー・フィニッシュは3回連続となり、同時に1952年の初開催以来、セブリングで優勝した初のフランス車という栄冠も手にすることになりました。

    チームメイト(ブルデー/ミナシアン/ラミー組)がドライブする08号車を従えてフィニッシュする07号車 (ウルツ/ヘネ/デイビッドソン組)
    グリッド最前列からセブリング12時間の決勝をスタートした2台のプジョー908 HDi FAPは、激しいレース展開や次々と現れる周回遅れ、セーフティカーによるコース・コーションなどがあったにもかかわらず、終始離れることなく周回を重ねました。

    些細なメカニカルトラブルによるペースダウンもなくレースを終了しましたが、チームはその後もフロリダに残り、マシンの信頼性をさらに高めるべく月曜日と火曜日にテストを行う予定です。レース中、2台のマシンは1回のパンクと2回のスピン、そしてそれぞれのピットストップのタイミングの違いだけ、という結果でした。12時間のレースが終りを迎えようとしていた瞬間、先頭をきってチェッカーフラッグを受けたのは、コースを367周していたマルク・ヘネ/アレクサンダー・ウルツ/アノソニー・デイビッドソン組の07号車で、その直後にチームメイトであるセバスチャン・ブルデー/ニコラ・ミナシアン/ペドロ・ラミー組の08号車が続きました。
    2009年のルマンと昨秋のプチ・ルマンに続き、このセブリング12時間でも1位と2位を独占したことで、プジョーのワンツー・フィニッシュは3回連続となりました。さらにフランス勢として、格式と伝統を誇るこの米国のレースで初の優勝を達成しただけではなく、11年間に及んだドイツ車の支配に終止符を打った瞬間でもありました!

    激しいレース展開
    ソフト・タイヤを履いた07号車は、アレクサンダー・ウルツが乗り込みスタート。ミディアム・タイヤを履いた08号車のドライバー、セバスチャン・ブルデーがそのすぐ背後からプレッシャーをかけますが、ウルツは動じません。途中、ミディアム・タイヤを履くE.ピロのローラが、2台のプジョーの間に割って入ります。

    これによってアドバンテージを得たのは08号車で、レースの主導権を握ると、2スティントを1セットのタイヤで走りきるという作戦に出ました。先頭を走るブルデー/ラミー/ミナシアン組のリードは、4時間が経過した直後にデイビッドソンがスピンしたことでさらに広がります。しかし、07号車は6時間が経過する頃には遅れを取り戻し、ピットストップのタイミングによって2台のプジョーはその順位を再び入れ替えます。

    その後、08号車が給油後にトップに躍り出たことで、順位はまたも変動。その後もドラマは続き、262周目に先頭のマシンの左リア・タイヤがパンクし、順位を1つ下げます。これによってトップに返り咲いた07号車がゴールまでその順位をキープ。ラスト30分、セバスチャン・ブルデーが最後の賭けに出ますが、スピンを喫し、順位を入れ替えるには至りませんでした。

    結局、イギリス人ドライバー、デイビッドソンがチェッカーフラッグを受け、2009年にルマンを共に制したアレクサンダー・ウルツ、それにセブリング初体験だったマルク・ヘネと勝利を分かち合いました。その直後に08号車もゴールしたことで、908 HDi FAPがワンツー・フィニッシュを達成。レース中の最速タイムはセバスチャン・ブルデーが記録しました。

    チームはレース終了後もセブリングに残り、月曜日と火曜日にはマルク・ヘネ、アンソニー・デイビッドソン、シモン・パジェノーによる耐久テストを行う予定です。

    メンバーのコメント
    オリビエ・ケスネル:
    「ここでの仕事は、いくつかの開発作業の成果を確認することでしたが、その目的は忠実に達成されました。めぼしいライバルはいませんでしたが、われわれは華々しい成果をおさめたと思いますし、チームオーダーを出したのは最後のピットストップの後、残り30分になってからだけです。とても緊張しましたが、得るものも数多くありました。信頼性がル・マンで重要な役割を果たすことは確実ですが、2台の908 HDi FAPはどちらも時計のように正確無比に動いてくれますし、給油作業やレース戦略、チーム全体の働きも抜群に良かった。
    このレースの優勝マシン名簿に、フランス車の名前を刻むことができて嬉しく思っていますし、これで908は主な耐久レースをすべて制覇したことになります。 確かな手ごたえを得られる結果に終わりましたが、勝って兜の緒を締めよと言いますからね…」

    アンソニー・デイビッドソン:
    「個人としてもチーム・プジョー・トタルにとっても素晴らしい結果を得ることができました。908をドライブできて、始終ご機嫌でしたよ! レースが接戦になったのも良かったし、このチームでのデビュー戦を勝利で飾れたのですから言うことなしです。全力を尽くしてくれた皆に感謝したいですね」

    アレクサンダー・ウルツ:
    「1位と2位なんて、プジョーにとってもこれ以上は望みようのない結果です。最後のピットストップが終わるまで、勝負の行方はわからなかったので、最初から最後まで、全力で走りました」

    マルク・ヘネ:
    「ドライバーとチームの全員のどちらにとっても、ルマンに向けて最高の予行練習になりました。難しいコースで周回遅れをどう抜くか、今回のレースでコツがつかめました…」


    本日のレースクイーン

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