アウディスポーツと、ベルギーに本拠を置くチームWRTは、2012年に新たにGT3規定で争われることになったFIA GT1世界選手権で2台のアウディR8 LMSウルトラを走らせると明らかにした。

 来季のFIA GT1世界選手権は、ヨーロッパではFIA GT3ヨーロッパ選手権と併催が決まり、GT3車両で争われることが明らかにされたが、選手権を運営するSROの希望どおり、新たなマシンが登場することになった。

 これまで世界中で活躍をみせてきたアウディのGT3車両、アウディR8 LMSの後継車となるR8 LMSウルトラは、軽量化やミッションのロングライフ化、空力の見直しなどを受けたマシン。そのR8 LMSウルトラを使用して、今季スパ24時間やゾルダー24時間などを制したベルギーのチームWRTがFIA GT1世界選手権に参戦することとなった。

「FIA GT1世界選手権は、我々にとって素晴らしい決定を下したと思う。我々は新しい挑戦をメンバー全員で楽しみにしている」とチームディレクターのヴィンセント・ボッセ。

 また、R8 LMSウルトラを開発したクアトロGmbHのベルナー・フローヴィンは、「GT3カーを使用するワールド・モータースポーツ・カウンシルの決定を大いに歓迎したい。将来、このカテゴリーはヨーロッパだけではなく、世界のほとんどのGTレーシングの基盤になるはずだ。我々はチームWRTが、アウディ・カスタマーレーシングのカラーリングを纏って世界選手権に参戦することを喜んでいる」と語る。

 来季のFIA GT1世界選手権に向けては、すでにマクラーレンMP4-12Cを使用して、ヘクシスが参加を表明している。

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