オリンピックの開催で盛り上がる、ロシアのソチ。このソチでは、今年の10月にF1グランプリを初めて開催することになっている。ロシアGPだ。サーキット名はソチ・オリンピックパーク・サーキット。そう、冬季五輪で使っている施設を活用し、低コストでの開催を目指しているのだ。
今回、オリンピックに伴って現地入りしたJTBのスタッフさんより、現在のソチ・オリンピックパーク・サーキットの現状を写した写真をご提供いただいた。撮影時間が夜なので分かりづらいが、すでにグランドスタンドやピットビルディングはほぼ完成している模様。ここをスタート/フィニッシュラインとして、オリンピック関連施設の回りをF1マシンが駆け抜ける。全長は5.853kmとかなり長い部類のサーキットとなり、最高速は320km/h、平均速度は215km/h程度と見積もられている。
なお、オリンピック/F1会場の最寄空港となるソチ国際空港には、ロシアGP開催をPRしたモニュメントが設置されている。飾られているのはフォーミュラ・ロシアという2002年~2007年に開催されたシリーズのマシンのようだが、ロシアGPの開催日程(2014年10月10~12日)をしっかりと告知している。
日本のみならず世界を感動させているソチ。この秋にも素晴らしい戦いが繰り広げられることだろう。
なお、今回写真を寄せてくれたJTBでは、F1の観戦ツアーを毎年実施している。今年も、3月からの発売を予定しているとのことだ。詳しくは下記アドレスにアクセスしてほしい。
http://www.jtb.co.jp/sports/category/motor.asp