6月16日〜17日に開催されたル・マン24時間耐久レースに、アウディ、トヨタの両ワークスから参戦したフォーミュラ・ニッポン参戦ドライバーが、富士スピードウェイで記者会見に臨んだ。

 全日本選手権フォーミュラ・ニッポンには、今季1号車アウディR18 e-トロン・クワトロを駆りル・マンで2連覇を飾ったアンドレ・ロッテラー(PETRONAS TOM'S)、3号車アウディR18ウルトラを駆り4位に入ったロイック・デュバル(KYGNUS SUNOCO)、そしてトヨタTS030ハイブリッドをドライブした中嶋一貴(PETRONAS TOM'S)の3選手が参戦しているが、ル・マン後初のFニッポンのレース開催となった富士で、3選手が『ル・マン参戦報告会』と称して、記者会見に臨んだ。

 昨年の優勝に続き、連覇を達成したロッテラーは「ル・マンで1勝を飾るだけでも特別なこと。それを2年連続で勝てるなんて思わなかったし、それぞれ特別な思いがある。チーム、そして仲間が素晴らしい活躍をしてくれたからね」と連覇を振り返る。

 一方、速さはみせたもののリタイアに終わったトヨタTS030ハイブリッド。今回ともに初挑戦を果たした一貴は、「初めてのル・マンということで、楽しんでできた部分もあり、いい時も悪い時もあった。複雑な気持ちでレースを終えることになってしまいましたが、自分にとってはすごくいい経験になった。チームにとっても、ル・マンが初めてのレースということで難しいところがありました」と振り返る。

 富士スピードウェイでは、10月12日〜14日に、そんなル・マンがそのままやってくると言っても過言ではないWEC世界耐久選手権第7戦『富士6時間耐久レース』が開催される。もちろんロッテラーは1号車アウディR18 e-トロン・クワトロを駆り参戦する予定で、一貴もTS030ハイブリッドをドライブするのはほぼ間違いない。

 栄光のゼッケン1番とともに凱旋するロッテラーは、「自分にとってはホームイベントとも言えるレースだし、富士でレースがあるのは素晴らしいよね。もちろんベン(ブノワ・トレルイエ)にとってもホームだ。チームもドライバーも日本に来るのを楽しみにしているし、すごくモチベーションが高い。もちろんトップをまた獲れればいいと思うし、ここで初めてとも言える6時間レースを楽しみにしているよ」と長年日本で戦ったこともあり、富士でのレースを楽しみにしていると語る。

 日本で長年戦った経験をもつのは、WEC第2戦スパで優勝を飾ったデュバルも同様。「今のところ出場する予定はないんだけど、もちろんサポートメンバーのひとりとして来る予定だよ。トヨタもコンペティティブだし、エキサイティングなレースになると思う。出場しない分、プレッシャーなしに楽しみたいね(笑)」と言う。

 一貴もまた、「富士は僕たちにとって本当のホームコースになるので、僕たちは挑戦する立場ですが、迎え撃つ形になりますね。ル・マンは参戦まで時間もギリギリでしたが、富士までには3レースくらいありますし、きちんと準備していきたいと思います」と語る。

「パッケージにもよりますが、富士でトヨタはいいレースができるはず。こういうレースが日本で見られる機会は少ないですし、絶対に面白いレースになるはず」と一貴が語るとおり、スポーツカー耐久レースの世界選手権が富士で見られるのは24年ぶり。今から楽しみに開催を待ちたいところだ。なお、今回のFニッポンから、富士には新たにアウディの看板も登場。ル・マンを思わせる雰囲気になっている。

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