シボレーは15日、2012年にロレックス・グランダム・シリーズに参戦するための新デイトナプロトタイプを公開した。

 これまでグランダムの最高峰カテゴリーとして使用されてきたデイトナプロトタイプは、大柄なキャビンなどスタイリッシュではないという意見が多く、2012年に向けてはDTMドイツツーリングカー規定のマシンを導入、新デイトナプロトと混走させるのではないかと言われていた。

 そんな中、シボレーが15日にデイトナで発表した2012年用新型デイトナプロトは、シボレーの代表的スポーツカーであるコルベットの名が冠され、フロントグリルやライト、コクピット周辺などにコルベットの雰囲気を残しつつ、デイトナプロトらしい外観となった。キャビン部分は大幅にシェイプアップされ、スポーツカーらしい印象となっている。

「グランダムの新デイトナプロトタイプのコンセプトは、エキサイティングなシリーズの中で、マニュファクチャラーが彼らのブランドイメージを示すことなんだ」とグランダムの代表を務めるトム・ブレッドソーは語る。

「2012年のシボレー・コルベット・デイトナプロトタイプは、シボレー、コルベットのデザイナーであるプラット&ミラー、グランダム、そしてシャシービルダーのライリー・テクノロジー、コヨーテ、ダラーラと密接に動き開発されたんだ」

「1980年代にIMSA GTPでヘンドリック・モータースポーツが走らせていたコルベット・プロトタイプにインスピレーションを受けた。このマシンには多くのコルベットの要素が含まれているんだ。コルベットはデイトナでの多くの歴史があるからね。

 コルベット・デイトナプロトタイプは水曜日にシェイクダウンを行い、2012年はボブ・スターリング・レーシング、ウェイン・テイラー・レーシング、スピリット・オブ・デイトナ、アクション・エクスプレスの4チームから参戦するという。

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