アウディは、12月5日から9日にアメリカのマイアミで開催された“デザイン・マイアミ”というイベントに、ル・マン24時間やWEC世界耐久選手権で活躍したアウディR18ウルトラの名をもつ“アウディR18ウルトラ・チェア”と呼ばれる椅子を展示した。
アウディR18ウルトラは、2011年にル・マン24時間でアンドレ・ロッテラー/ブノワ・トレルイエ/マルセル・ファスラーのトリオで優勝したアウディR18 TDIの改良型のLMP1マシン。アウディが誇る軽量化技術、“ウルトラ・ライトウェイト・テクノロジー”を採用する。
そんなアウディR18ウルトラと同じ名をもつこの“R18ウルトラ・チェア”は、建築デザイナーのクレメンス・バイザッハーとリード・クラムによりデザインされた椅子で、アウディR18ウルトラと同様の幾何学的なデザイン。背もたれと座面の部分はカーボンコンポジット、カーボンサンドイッチにより成形され、アルミ製の脚をもち、その重さは2.2kgという。
このR18ウルトラ・チェアは、4月に開催されたミラノサロンで、1500名の人が座りデータを測定。人間工学にも優れたデザインになっているという。
Audi präsentiert den R18 Ultra Chair auf der Design Miami