チャンピオン、セバスチャン・ベッテルは、ペイドライバーたちの一部は走行中の動きが予測不可能で、“動く障害物”のようだと批判した。
不況の影響で、現在のF1チームの一部は、資金を持ち込めるドライバーを優先して契約を結んでいる。ベッテルはオーストリアのServus TVに対し、そういったドライバーが増えたことでF1の質が下がっていると述べたとMotorsport.comが伝えた。
ペイドライバーたちは危険かと聞かれたベッテルは次のように答えた。
「周回遅れにされるドライバーの動きが予測不可能だとすれば、僕らにとってリスクが発生する」
「何人か、動く障害物のようなドライバーがいることは皆気づいている」
今年はKERSが復活し、ムーバブル・リヤウイングが導入されるため、ドライバーがコースから目を離さざるをえない状況になり、一層やっかいだとベッテルは言う。
「携帯電話をいじりながらクルマを運転するようなものなんだ」