2014年F1マレーシアGPの土曜予選で、ケータハムの小林可夢偉は20位、マーカス・エリクソンは22位だった。
■ケータハムF1チーム
小林可夢偉マレーシアGP土曜コメントはこちら
可夢偉「問題続出で車の力を引き出せなかった」
マーカス・エリクソン 予選=22位
FP3の最初の走行の後、昨夜から僕らが大きく進歩したとはっきり分かった。全体的なハンドリングもパワーユニットのドライバビリティも向上していた。
最初の走行ではプライムで出ていき、金曜よりはよかったもののまだかなりグリップが低かった。その後オプションで1回走行し、セットアップ変更を行い、マシンの感触はすぐによくなった。まだ最適なセットアップに近いとは言えないけれど、少しそこに近づくことができた。
2回目の走行の後、オイルリークが見つかり、パフォーマンスランの直後にセッションを終えなければならなくなった。でも予選を前に、ドライでの純粋な速さに関して自分たちの位置が少し見えてきた。
予選前に雨が降り出し、セッションスタートが延期された。ウエットコンディションで予選が始まることは明らかだった。僕にとってこれがF1での初のウエット走行だったから、1周目からすべてが新しい経験だった。
ピットレーンで待っている間にエンジンが止まってしまい、いい滑り出しにはならなかったが、ガレージで改めてエンジンをかけてコースに出た。そしたらQ1で最初のクイックラップを走っている集団の中に入ってしまった。でもすごく興味深かったよ! 1周走るごとに学習しているんだ。
残り数分のところで素早いピットストップをし、新しいインターに換えた。でも最後のクイックラップのセクター1でミスをしてしまい、クラッシュした。チームには本当に申し訳なく思っている。彼らは今週末ずっとトラブル解決に必死に取り組んでくれているというのに、明日の決勝に向けてマシンを修復するという大きな仕事ができてしまった。
でも彼らが頑張ってくれることは分かっているし、明日はまた戦いに戻ってこられるだろう。僕はまた大きな教訓を得た。F1で初めてのウエット走行を経験し、Q1ではインターで初のビッグクラッシュを喫した。どれもF1ルーキーとしての経験であり、今後も起こったことすべてから学習していく。
ルノー・スポールF1トラックサポートリーダー セドリック・スタドール
残念な一日だった。本当のところ、もっといい結果を期待していた。
時に雨はいつもより上位を獲得するチャンスを与えてくれるが、今日はそうはならなかった。
パワーユニットに関してはすべて比較的スムーズにいき、特に大きな問題はなかった。だがコンディションがとても難しかった。
このポジションから明日何かいい結果を出せることを願っている。