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ル・マン/WECニュース

投稿日: 2010.04.12 00:00
更新日: 2018.02.15 19:21

【ポルシェジャパン】VLN: ポルシェが2連勝を達成 – 911 GT3 R ハイブリッドも表彰台へ


プレスインフォメーション\t2010年4月12日

VLN: ポルシェが2連勝を達成 – 911 GT3 R ハイブリッドも表彰台へ

 ポルシェAG(本社:ドイツ、シュトゥットガルト 社長:ミヒャエル・マハト)は、ニュルブルクリンク・ロングディスタンスチャンピオンシップ(VLN)の第2戦においてポルシェ911が世界で最も優れたGTマシンであることを改めて証明しました。ポルシェ911 GT3 Rは開幕戦に引き続きトップでゴールし、見事2連勝を達成しました。911 GT3 R ハイブリッドも3位でフィニッシュしています。この911 GT3 R ハイブリッドは、リアに搭載されたエンジンを2つのモーターがアシストするという独自の駆動システムが特徴です。

 今回のレースでは上位10台のうち、ポルシェ911が7台を占めるという結果になっています。

 今シーズンの開幕戦に続き、終始ノントラブルでレースを制したのは、マンタイレーシングチームのポルシェ911 GT3 Rでした。イエローとグリーンのカラーリングを纏ったマシンは、ティモ・ベルンハルト(ドイツ)、ロマン・デュマ(フランス)、マルセル・ティーマン(モナコ)の3人によるドライブで今シーズン2勝目を飾っています

 ワークスドライバーであるイェルク・ベルクマイスターとウォルフ・ヘンツラー(ともにドイツ)も、ポルシェ911 GT3 R ハイブリッドをノントラブルのままフィニッシュさせています。このハイブリッドマシンは優れた効率性を誇っており、出場した大半のマシンに比べてピットストップの回数を1回減らすことができました。イェルク・ベルクマイスターは、「ハイブリッドシステムが私達の低燃費走行に貢献したことは明らかです。またコーナリング脱出時の加速では、モーターが120 kWものパワーでエンジンをアシストする素晴らしい走りを体感できました」と、述べています。

 クリス・マメロウとサシャ・ベルト(ともにドイツ)が駆るマメロウレーシングのポルシェ911 GT3 Rも、アクシデントが発生するまでは素晴らしい走りを見せ、2位の位置を保っていました。

 プロダクションモデルのポルシェ911 GT3 RSについては、5月に開催される24時間レースに向けて、別途テストが実施されました。元DTMドライバーのローランド・アッシュ(ドイツ)は、「私達は24時間レースに備え、練習とレースを通じていくつかの設定を変更しました。レースの最中は、自分がロードゴーイングカーに乗っていることをほとんど忘れています。次の24時間レースが非常に楽しみです」と、語っています。

 ニュルブルクリンク・ロングディスタンスチャンピオンシップの第3戦は、4月24日の正午(ドイツ時間)から4時間にわたって開催されます。


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