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ル・マン/WECニュース

投稿日: 2014.06.23 00:00
更新日: 2018.02.17 00:58

アウディ、ル・マンに続きニュルでも総合優勝獲得


Audi R8 LMS ultra、ニュルブルクリンク24時間耐久レースで総合優勝を獲得
● アウディは、ル・マンでの優勝からわずか1週間後に再び偉業を達成
● Audi R8 LMS ultraが、ニュルブルクリンク24時間レースでの走行距離記録を更新

6月22日 インゴルシュタット / ニュルブルク: アウディはル・マン24時間レースで通算13回目の総合優勝達成の翌週に、今度はAudi R8 LMS ultraを擁したフェニックス レーシングがニュルブルクリンク24時間レースでも総合優勝を獲得しました。今回のレースでAudi R8 LMS ultraは24時間で159周4,035.102kmを走破し、これまでの走行距離記録を塗り替えました。

 今年のニュルブルクリンク24時間レースは、レース序盤から多くのクラッシュが発生する荒れた展開となりました。そして日曜日の夜明け後には、完全にスプリントレースの様相となり、ゼッケン4号車のAudi R8 LMS ultraを駆るクリスチャン マメロウが、ブラックファルコンのメルセデスとわずか10分の1秒差の闘いを繰り広げました。何周にも渡るバトルの末にマメロウはメルセデスに勝利し、チームはその後リードを拡げ続けました。その後も2位以下の5台が激しいトップ6争いを繰り広げ、中でもトップ3は同一周回という接戦が何時間も続いていました。最終的には、Audi R8 LMS ultraのハーセ / マメロウ / ラスト / ウィンケルホック組が、2番手に2分59秒のアドバンテージを持って総合優勝を果たしました。

 今回の総合優勝は、クリストファー ハーセとマルクス ウィンケルホックにとっては2012年以来2回目となり、クリスチャン マメロウとレネ ラストにとっては初獲得となります。アウディは今年のレースで、総合優勝の他に2つのクラスで3つの成功を収めました。SP3TクラスにAudi TT RSで出場したラエダー モータースポーツとLMSエンジニアリングが1-2位を獲得。さらにSP4Tクラスでも、同じくAudi TT RSで出場したベサプラスト レーシングが優勝を獲得しました。