ル・マン24時間の覇権奪回に燃えるアウディの新型プロトタイプマシン、アウディR15“プラス”がル・マン・シリーズ開幕戦ポール・リカールでデビューを飾った。これまでのところ、ライバルと目されるオレカ・プジョー908HDI FAPと各セッションで上位を争っており、早くもスピードをみせている。
独特のカラーリングにペイントされたアウディR15“プラス”は、リナルド・カペッロ/アラン・マクニッシュのコンビで7号車がポール・リカールに登場。これまでプラクティスが行われているが、オリビエ・パニス/ニコラス・ラピエール/ステファン・サラザン組のオレカ・プジョー908HDI FAPとタイミングモニターのトップを争っている。
今回のル・マン・シリーズ開幕戦には、7号車にトム・クリステンセンが乗り込む予定だったが、バドミントンを楽しんでいた際にかかとを負傷。今回は参戦を見合わせている。