ヨーロッパ各国のGT3シリーズを中心に活躍をしているアウディR8 LMSが、アメリカのスポーツカーレース、ロレックス・グランダムシリーズ用にホモロゲを取得するようだ。

 2009年のデビューから現在までにヨーロッパ、アジア、南米、オートラリアで100勝以上を誇るアウディR8 LMS。アウディでは、モータースポーツの盛んな北米での活躍を期待できるとの考えからホモロゲ―ション取得に乗り出した。

 当然ながら、グランダム用には標準的なFIA GT3車両は使用できないので、グランダム用にフロントスプリッターやリアウィングのデヒューザー、エアロダイナミクスなどが改良されるという。また、エンジンパワーもエアリストリクターやエンジンエレクトロニクスで絞られ、470馬力から450馬力まで減少。給油タンクの容量は83.3リッターまでとなり、ホイールは3ピースのものを使用する。ヨーロッパでのGT3マシンには標準装備となっているABSやトランクションコントロールも北米では禁止だ。

 ポルシェ997のグランダム仕様もそうだが、おそらくR8 LMSのグランダム仕様も外装からオリジナルとは大きく違うレーシングカーとなることが予想される。

 アウディR8 LMSの北米デビューは1月28~29日に開催されるデイトナ24時間レースの場になる。「北米で最も人気のある耐久シリーズのひとつとされるグランダム。そのメインイベントとなる24時間レースは素晴らしいプレゼンテーションの場となるだろう」とクワトロGmbHのカスタマーチームサポート代表のロモロ・リープヒェンは語っている。

 アウディ・モータースポーツでは、北米のカスタマーチームへのサポートエンジニアの派遣なども行う準備も整えており、R8 LMSの販売とカスタマーチームのレース活動のサポートも万全の体制でバックアップをする予定だ。

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