アジアン・ル・マン・シリーズ岡山は31日予選日を迎え、午前8時から15分間のウォームアップが行われた。この走行でトップを奪ったのは、10号車オレカ・エイムだった。
この日の岡山国際サーキットは朝から快晴。午前8時からスタートしたアジアン・ル・マンのウォームアップは15分間という短い走行時間ということもあり、各車コースオープンを待ちわびるかのようにピットレーンに整列。007号車ローラ・アストンマーチンに至ってはなんとセッション開始10分前からピットレーンに出口に陣取った。
セッション序盤、17号車ペスカローロ・ジャッド、007号車ローラ・アストンマーチン、10号車オレカ・エイムがまるでレースのように一団となって周回。この3台が序盤のトップ3となり、4周を消化しピットへ戻った。
各クラスともほとんどのチームが開始5分を過ぎたあたりで一度ドライバーを交代、再び連続周回に入る展開となったこのセッション、途中14号車アウディR10 TDIがトップに立つが、終了間際に10号車オレカ・エイムが、さらにチェッカー間際に007号車ローラ・アストンマーチンがトップに浮上するも、10号車オレカが再逆転しチェッカーとなった。
なお、チェッカー時には昨日GT2クラスの予選トップタイムをマークしながらも車両規定違反でタイム抹消となった91号車アストンマーチン・バンテージがダブルヘアピンひとつめでストップしている。
この後、サーキットではWTCCのプラクティスが2回、F4、フォーミュラBMWのレースが行われた後、12時30分から500kmのレース1が行われる予定だ。