アストンマーチン・レーシングは10月31日〜11月1日に決勝が行われるアジアン・ル・マン・シリーズ岡山ラウンドに、1台のローラ・アストンマーチンを投入するが、チームもドライバーも、「岡山ラウンドを楽しみにしている」と語っている。
チームは岡山でのレースにゼッケン007番のローラ・アストンマーチンを投入、ル・マン・シリーズで009号車を駆ったハロルド・プリマが007号車に加わり、通常007号車をドライブするステファン・ミュッケとコンビを組む。
「2009年はファンタスティックな年だった」と語るのはル・マン・シリーズでタイトルを獲得したチームの代表、ジョージ・ハワード・チャペル。「我々はヨーロッパでのシーズンで素晴らしい成功を収め、日本で初めて行われるアジアン・ル・マン・シリーズに臨むことになるのだ」
ドライバーのふたりも、日本での戦いを楽しみにしていると言う。「今からすごく興奮しているよ。初めて日本を訪れるんだからね」と語るのはミュッケ。「とても興味深い経験ができるだろう。マシンはテストもしていないから、サーキットに合うかどうかについて、今から語るのは難しいだろう。ハロルドと組むのは初めてだけど、彼も僕同様背が高いから、ドライビングポジションは合うだろうね」
プリマもまた、「僕は2年間、自分のレーシングキャリアのために日本語を学んでいたことがあるんだ。でも、今までは訪れることはなかった。今年ついに日本に行くことができるんだ」と語る。
「ステファンとドライブできることは素晴らしいことだ。彼はシーズンを通して素晴らしい仕事をしてきた。そして僕はダレン(ターナー)とレースを楽しんできた。異なるグレートドライバーと組んできた経験が活きるはずだよ」
「3時間のレースと言っても、通常の6時間レースと変わらないよ。少し激しさは増すかもしれないけどね。僕は今からレースと、東京でのイベントを本当に楽しみにしているんだ。今からモチベーションが上がっているよ」
アストンマーチン・レーシングは、007号車にいつも通りのガルフカラーを施しレースに臨むという。