富士重工業とスバルテクニカインターナショナルは14日、東京オートサロン2011 with NAPACの会場で、2011年のモータースポーツ活動計画を発表。この中で、6月23日に開幕するニュルブルクリンク24時間レースにスバル・インプレッサWRX STI tSをベースとしたマシンで参戦すると明らかにした。
2008年から4年連続での挑戦となるインプレッサのニュル24時間だが、今年はベースマシンを5ドアから、2010年に発売された4ドアボディにスイッチして臨むこととなった。4ドアボディに変更することにより空力性能が向上するほか、WRX STI tSグレードを採用することで、ルーフがカーボン化。レース仕様にする際にカーボンボンネットを使用し、大きく軽量化を果たしているという。また、EJ20ターボもパワーアップを果たすという。
ドライバーについては、すでにインプレッサのニュル挑戦ではおなじみの存在となった吉田寿博が決定。STI車両実験部部長の辰己英治チーム監督の下、今後国内でシェイクダウンを行い、その後VLN(ニュルブルクリンク耐久シリーズ)に参戦。車両開発を進めていくという。
